私が上司にいじめられた原因が・・最近少しずつ分かってきたのかな?

私はなんと!男性のことを男性だという理由だけで尊敬できないのです。

実は父から酷薄な仕打を受けました。

おそらく父は仕方がなかったんだと思います。彼は自分を偽ることができない体質。

でも、私も私の家族もみんな父にはつらい悲しい思い出を持っています。

おそらくそれが原因じゃないかと・・・。

日本社会では男尊女卑の思想が色濃くあって、上司もそういう人でした。

男性というだけでもう偉い!尊敬せんかい!

上司というだけでもう偉い!尊敬せんかい!

そんな空気の中で一人私はその環境に合わせられなかった。

私にとって尊敬の対象は性別ではなく、その人の人間力なのです。

その人の中にそれを認めて尊敬したい

もちろん人間誰しも、良いところ、誰にもまねできない尊敬にあたいするものを持っています。

そういうところを見つけて尊敬したいというのが私の感覚です。

上司にもそういうところがあり、私は尊敬してました。

しかし、それは彼が男性だからではないんです。

それがイヤだったのかな・・・。と思います。

私は尊大なイヤな女だったのでしょう。

話は変わりますが、夏目漱石が好きです。

小学6年生の頃はじめて読んだ「吾輩は猫である

面白かった。

それですっかりはまってしまいました。

あったこともない作家だけれど

彼の考え方、物の見方が好きになりました。

彼の絶筆「明暗」のテーマは、「男尊女卑が通用しない女性」だったのではないかと思っています。

明暗の主人公が好きになった女性は、たんに男だから尊敬するという人ではなく、尊敬されたければ、尊敬にあたいするような行動をしてほしい。そしたら尊敬できる。

そんな女性だろうと思います。

なぜ彼女が自分から去っていったのか主人公にはわからない・・・そんな二人が再会するところまでしか描かれていせんが・・・・。