よそ様のブログを拝見していたら・・・ドキっとしました

フランス人と結婚した人の話として「昼休みが2時間、有給は2か月バカンスの国の国民はいいね」と配偶者に言ったら「我々はその権利を勝ち取るために不断の努力をして来た。ただ口を開けてお上が施しをくれるのを待っている国民には言われたくないね」と返されたらしい。権利は勝ち取るもの・・・・

上記の記事をみてドキっとしました

さすがフランス革命の国ですね

さて、日本では一揆などはあったものの、フランス革命ほどのことは経験しませんでした。江戸城も無血だったし・・・

弾圧されていたキリシタンもひたすら、信仰が自由になる日がくると信じて待っていたし・・

しかし、ただ待てば誰かがくれるというものでもないことを我が国の若い人たちはわかっているのではないかと思っています。

私が残念だと思うのは、長く運動することの価値がちょっと低いのかな・・・ということ

我が国にフランス革命はなかったけれど、“運動”の歴史はあります

特に今は女性の運動が進展しています

フラワーデモなど、テレビがまったく報道しないから国民の多くの皆さんはご存じないかもしれませんが、私の住む地域でも小さなデモから中くらいのデモもありました

比較的知られているのは大阪都構想に対して2回の住民投票があり2回とも大阪市をなくさない方向の結果になりました

 

大阪は財界マスコミあげて維新の応援団ですから選挙になれば維新が勝つ

でも住民投票だけは負けました

ここに民意があると実感しました

民主主義は生きていると思います

皆さん方はどう思いますか

 

人の考えは様々です

ですから違う部分だけを取り上げて、ここが違うあそこが違うと言っていたら民意をまとめられなかった

大阪の運動がすごかったのは、「政令指定都市大阪市は必要だよね」

の一点で個個の部分では違う意見を持つ人々をまとめ上げ

政令指定都市大阪市はなくさない」という一つの民意にまとめ上げたことだと思います。

このたたかいでは、維新、公明以外の党派が共闘し、自由投票だった公明党山口那津男氏が大阪入りして賛成しましょうと訴えたにもかかわらず、創価学会の半分は反対しました

日ごろ意見や考え方が違っても、一致点で団結する、大きな運動を作ることに成功したのです

日本には日本の知恵を使った革命があると思います

意見が違っても同じ住民、相互にリスペクトして、相手の理性を信じていました

そして、結果がでて維新が負けても、勝った方は喜びを隠しました。賛成した住民の気持ちをおもんばかったからです

わたしたちにふさわしいやり方、わたしたちらしいたたかい方があります。

私たち日本人も憲法に書いてあるとおり“不断の努力をして民主主義と平和を守っている倦まず弛まず運動している”と思います。