批判と悪口の違い

菅政権や、維新の批判をすると、必ず、「政治なんて誰がやっても同じ」「野党はいつも悪口ばかり」「〇〇憎さ」でいってるんでしょ!ということを言う人がいる。

悪口は、相手の人格を否定することで、批判は事実を指摘しているのですからまったく違うのではないでしょうか?

一番最初に書いたことを言う方々は、菅さんや吉村知事が好きな人たちです。よくやっている、私は好きだという人の事実を指摘されると、悪口のように感じるのでしょう。好きな人ががんばっているのだから、自分には被害がおよんでいないからだろうと思います。しかし、このコロナ渦で仕事を失い、年金も下がり、このままではにっちもさっちもいかなくなった人にしたら、嫌な世の中です。早く変わってほしい。そう思って政治を見るとでたらめです。これではダメだよね~となる。怒りを感じている。

志位さんの発言には品格があります。彼は政治の事実を語り批判しますが、個人の人格を否定したことはありません。志位さんは人の悪口を言わない人なのです。

大門みきしさんに至っては、自民党の議員が良い質問をすればほめたりもします。官僚が良い仕事をすれば、素直に感謝し、褒めます。麻生さんは大門さんの質問に対して素直です。大門さんはよく勉強しておられるという、野党の議員に対してあんまり見ない対応をします。

だからでしょうか、志位さんや、大門さんの悪口は聞いたことがないのです。

先日、大阪の共産党の阪南地区員会副委員長が公明党の事務所に長年の支持者と偽ったFAXを送った事件がありました。共産党はことが発覚するとすぐ、謝罪して、この方を副委員長から降ろしました。

公明党大阪市議への「要望書」の送付について

 

3月16日に公明党大阪市会議員あてに、「広域行政に反対して下さい。賛成したら今后一切投票しません。 40年来の支持者より」という内容のファックスが送付されました。これについて、辻よしたか公明党大阪市会議員がツイッターで「発信元をみると、日本共産党阪南地区委員会と記されており、驚いた次第であります」とツイートしています。

 この問題について、当地区委員会で調査・聞き取りをしたところ、地区副委員長の矢野忠重氏が送付したことが明らかになりました。支持者を装ってこうしたファックスを送ることは、社会的に到底許されるものではありません。ご迷惑をおかけした公明党の各市会議員の皆さんにお詫び申し上げる次第です。地区委員会・委員長名で、謝罪文書をお届けしました。また、この経過などについての文書を、地元関西記者クラブに送付しました。

 以上お知らせし、二度とこのような事がないように努めます。

自分の名前が出ているFAXでウソを発信したのですから、私は正直、もしかしたら年齢的に言っても病気かも?と思いました。問題が発覚すると、共産党はすぐ関係者全員に謝罪してしかるべき措置をとっています。おそらくまともな組織でしたら、どこでもこういう対応をするのではないでしょうか。大阪では夕方のテレビでも流れましたので多くの人の知る所でしょう。

共産党だって失敗しないことはないし、失敗すれば謝罪するのです。

今の政権や維新は、問題が発覚しても認めない謝罪しないという態度ですので物事が前に進まない。普通の対応をしないこれに怒りを感じる人は多いのではないでしょうか。