2013年に出た二宮先生のご著書を読み終えました。
先生はこの時点ですでに、橋下維新の衰退を予言!!!!
すごい慧眼です。
でも、まだ衰退していません。衰退するにふさわしい条件はそろっているのですけど、彼らも必死でがんばってます。
私は、どうしても大阪市を廃止することに納得できません。
「あんたの持ってるその100円、私の10円と交換して!ダイジョブ価値は同じだから」
って言われてるみたいで。
大阪市は政令指定都市です。市の中では最高位で、予算権限は府県並みです。
それがどうして町や村よりも格下で予算権限がほどんど無い「特別区」にならなければいけないのでしょう。
しかも、住民投票できるのは大阪市だけです。大阪市の住民投票で大阪市廃止が決まれば、大阪にに接している「市」は、議会の決定だけで「市」を廃止し、特別区にすることが国の法律でできるようになっているそうです。ですから、大阪市廃止の住民投票で「反対」と投票してくださいと運動したのは、自分の「市」を守りたいと考えた周辺市の人も多かった。みんな大阪市に応援にきたのです。
二宮先生は、橋下氏が新自由主義に呪いつかれたこと、維新という政党が寄せ集めの議員で構成され一枚岩ではないこと、本質は「ひったくり」だと暴露してます。
新自由主義は「福祉」をひったくります。
「気いつけや あんたのことやで そのバック」
これは、ひったくり日本一大阪の、ひったくり注意を促す標語です。
この本を読むと、橋下氏と維新が最終的には何がしたいのかわかりゾッとします。