革命と言えばと武力と思い浮かぶのは、頭古すぎです。
今や議会制民主主義の時代、選挙で政治は変えることができます。
岸田政権が“解散”を弄んでいますが・・・。
定期的に選挙があるのは革命のチャンスがそこここに転がっているようなもの
あなたはどんな政治を望みますか?
私の望みはけっこうあるのですが、今日は食料100%自給できる日本を求めます。
あまりにも貧しい日本の農政
アメリカは、食料を一番安い武器だと考えているそうです。
アメリカでは、農家が米1俵(60キロ)を4000円で販売する時、生産コストが1万2000円なら、その差額をすべて政府が出すそうです。
ヨーロッパの各国も農家への補償は手厚く所得をはるかに上回る補助金が手当され、その結果、フランスの食料自給率は100%を超え、農家の平均年齢は51歳だそうです。
一方日本の平均年齢は68歳とのこと。
では今の政府日本の農業をどうしようと考えているのか?
有事と平時を分けて考えることが強調され、平時は輸入、有事には花を作っている農家にサツマイモなどを植えて食料をつくれと国が命令を出すそうです。
国は、巨大な企業、効率的な経営が残ればいい。地域を支えている多様な農業は経済的に非効率、農村のコミュニティーや伝統文化の崩壊、食の安全、食料自給率の維持も関係ないという考え方だそうです。
国の考えは、ドローンを飛ばし、センサーを張り巡らせ、自動制御で機械を動かす無人のデジタル農業を進めようとしています。さらに国の「フードテック」(食の最先端技術)政策は、温室効果ガスを減らし、地球温暖化を止めるためには、一番悪い排出源である従来からの農業・畜産をやめ、遺伝子操作技術などを駆使した人工肉、バイオ肉、コオロギなどの昆虫食や植物工場、無人農場を推進するべきとしているそうです。
牛のゲップや田んぼのメタンガス、ガソリンを使う農業機械が問題なら環境に優しく自然の摂理に従ったアグロエコロジーに変えていくという話になっていないそうです。
皆さんは信じられないかも知れませんが、今日本では餓死者も存在します。
国が本気で国民の命を守る政治をしていないからではないでしょうか。
アメリカでは消費者の所得に応じて食料を買うカードを支給するなど消費者支援政策に10兆円の予算を使います。
世界各国では、余剰穀物や乳製品を政府が無制限に買い取り、フードバンクや子ども食堂など、国内外への支援物資として必要な人へ届ける、その最終調整まで政府がやっているそうです。
日本には、農業を国の基幹産業として大切にする政府を求める運動が存在します。
私も地域のお母さん方がやっている運動の末席を汚してします。世論と運動が政治を変え皆さんの望む政府が樹立しますように。