来年も選挙!総選挙の反省から

市民連合と野党の共通政策

提言の6本の柱は(1)憲法に基づく政治の回復(2)科学的知見に基づく新型コロナウイルス対策の強化(3)格差と貧困を是正する(4)地球環境を守るエネルギー転換と地域分散型経済システムへの移行(5)ジェンダー視点に基づいた自由で公平な社会の実現(6)権力の私物化を許さず、公平で透明な行政を実現する――です。

これは、自公連立政権ができないことですので、今後も追及する課題だと思います。今回の選挙では、とりあえず留飲を下げてくれるっぽい政党が伸びたような気がします。しかし、現実政治は、言葉の上で留飲を下げてくれるだけでは政治は変わらない、本当に政治を変えることが大事なので、引き続き野党には頑張っていただかなくてはいけません。選挙で維新以外の野党が伸びなかった、又投票率が伸びなかったのは、政策が十分有権者に理解されなかった、有権者の心に届かなかったのではないかと私は思っています。もちろん、マスコミが正確にとりあげなかったことも理由でしょうが、それならば政党が自力でやるしかありません。野党共通政策は、環境問題、温暖化問題、格差是正問題、消費税税率引き下げなど、私は自公維には絶対にできない、いい政策だと思っています、この政策を細かく表現して、有権者の心に届ける努力を求めます。

野党各党と市民連合は、政策を感覚的に感情的にも理解できるような創意工夫をして、有権者に届け、確信と期待と自信を持って多くの有権者が投票所に足を運べるように、この国の民主主義を開花させてほしいと希望します。

蛇足ですが、今回伸びた政党は、疑惑のデパート、不祥事のデパートと言われている政党です、きっと野党活躍のチャンスはすぐやってくると思います。