歴史の弁証法

歴史を弁証法で見るということを若い頃教えてもらいました。
 
とっても納得がいったんです。
 
そういう風に、ものごとを見ると、なにが起こっても絶望することないな。という気になるのです。
 
弁証法はいたるところにあります。
 
人間の進化の歴史もそうです。
 
一番弱い立場の生き物が私達の祖先です。
弱かったから、食べられないように逃げなければならなかったから、背骨を発達させて素早く動けるようになったのです。
 
その時代のもっとも強い生き物は絶滅していきました。
 
なぜ私達人間は生き残ってのか。
 
進化し続けると思うんです。
 
私達はもっと進化する。
 
言葉も文化も政治ももっと進化するでしょう。
 
その必要に迫られるからです。
 
どうやって私達は進化するのだろう。言葉を磨き発達させて民主主義を発達させて
どんどん高度になっていくのです。
 
弁証法とは進化発展していくということです。
 
多分私がいいたかった「分かる人には分かる、分からない人には分からない」といったことはこの「弁証法」だったと思うのです。