私が初めて抱いた戦争への疑問は、「なぜ?」だった。
なぜ戦争したの?
どうして止めなかったの。
肝心な時にあなたは何してたの?
本を読み体験者の話を聞いた。
いまだになぜ日本が戦争に負けたのかわからないお年寄りがいる。
なんで日本は戦争に負けたの?って聞かれて絶句した。
そう・・彼らは知らないのだ、考えたこともなかったという。
負けることも考えず、頭の上から焼夷弾が落ちてきても暗闇で耐えた。
知らなかったのなら恐怖もなかったのだろう。
防衛という。
国防だという。
最大の防衛は攻撃だ。
やられる前にやるのが普通だ。
こういうことも考えつかないという。
先人が言葉にできなかったことが現実に起きた。ファシズムの台頭だ。
私も未来の人に言われるだろう。
あのとき、肝心な時
あなたは、何をしていたのか。と
あなたが本当に愛国者なら、戦争を止めるべきだ。
しっかりしろ、ファシズムを冷静にとらえるのだ。
チャンスをつかまえろ、やるべきことはきっとある。
あなたにはそのタイミングが分かるはずだ。
しっかりしろ、恐れている場合じゃない。
我を忘れ回りが見えなくなった人の手を引け、あなたはしっかり見るのだ。
あなたが本当の愛国者なら・・・
本当の愛国者なら・。