やってくれたな 関電

2日前のニュースで関西電力の値上げに伴い、関電のとの契約を切った大口の会社が1000社との報道があった。
我が家に来た請求書兼領収書によると、例年より1000円高い。
 
やってくれたな関電。
 
関電にしてみれば、火力発電は燃料調達にお金がかかる、早く原発を稼働させろ。という脅しであろうが。
 
私はこれを関電離れと見た。
 
原発はもう古い。
 
2年半経過したというのに放射能漏れは止まらず、ついに国費投入に至った。
 
放射能漏れは東電だけでは手に負えない、国家プロジェクトにして原子力村以外の技術者を総動員すべきではないか?
 
東電にはすべてのデータを出させ、小出先生など、原発に慎重な学者を総動員して廃炉の方法を探るべきではないかと思う。
 
原発はもう古い。この先50年も稼働させるわけにはいかない。お釜の肉厚だって減っていくのに・・・。事情は世界だって同じだろう。
 
原発大国のアメリカやフランスだって、撤退せざるをえなくなるに違いないとふんでしる。
 
地震がないから、事故が起こらない保障はない、スリーマイル島チェルノブイリ地震で壊れたのではない。古くなった原発は考えられないような事態になると思う。
 
一方これがチャンスの会社や技術がある。
 
ガス会社は千載一遇のチャンスだろう。関電の顧客は戻っていかない、他を探すだろうから。
 
ああ早く、家庭でも電力の購入先を決められるようになるといいな。
今回の値段くらいで、自然再生エネルギーを関電以外から購入できるなら、私はそっちから買う。
 
一部の地域では、蓄電池のレンタルもはじまっているし、自然再生エネルギーで作った電力を蓄電池でためて使えるようになれば、安定電力ではないか。
 
もう原発の時代ではない。
 
完成度の高い廃炉技術を開発すれば、今後廃炉に向かう国々からひっぱりだこになるだろうに・・・・。
 
そのためには今から国家プロジェクトを立ち上げ、地道な基礎研究を積み上げる方が得策だと思う。
 
吉井議員の解説によれば、原発は元々軍事技術だったため、地道な基礎研究がない、とにかく急げ急げできた分野だ。そのため事故に対応することができない。とのこと、だからこそやる意義あると思う・・・。