赤旗を読みながら・・記事訂正とお詫び

北朝鮮と日本の共産党との関係について、自分自身の記憶違いがありましたので訂正してお詫びします。
 
以前「赤旗を読みながら」という記事の中で
 
『今は関係を回復している中国共産党との関係や、赤旗記者がボコボコにされ命からがら逃げ帰ってきた国、北朝鮮との関係など。』
 
と書いたのですが、私は記憶の中で、中国と北朝鮮を混同していました。対変失礼しました。
 
 
文化大革命の時中国にいた赤旗特派員が紅衛兵に暴力を受け、逃げ出した特派員を助けてくれたのが北朝鮮だったそうです。
 
しかし、その後ラングーン事件が起こり、日本の共産党北朝鮮に対し「テロは共産主義とは無縁」と批判、その批判を北朝鮮は受け入れず、以来断絶状態が続いている。といういうことでした。
 
以下資料です。
ラングーン事件とは、1983年10月9日、ビルマ(現在のミャンマー)を訪問中の韓国の全斗煥大統領一行を襲った爆弾テロ事件です。

この日、一行がビルマ独立運動家らをまつるラングーン市内のアウンサン廟(びょう)へ献花に訪れると突然、天井で大爆発が起こり、韓国とビルマの高官ら11人が死亡しました。韓国側は北朝鮮の組織的な陰謀と主張。北朝鮮側は全大統領が「強力な爆弾の洗礼」を受けたと報道、のちに全斗煥自身の自作劇と主張します。

11月4日、ビルマ政府は事件を北朝鮮の犯行と断定し、同国との国交を断絶しました。ビルマの裁判では、3人の北朝鮮軍人(2人は逮捕、1人は死亡)が実行犯として告発されました。

日本共産党は、ビルマ政府の発表を受け、テロは断じて共産主義運動の態度ではなく、どの国によるものであれこの種のテロに反対するなど、一連の見解を発表しました。これに在日本朝鮮人総連合会傘下の日本語新聞「朝鮮時報」が、「謀略に同調する行為」だと非難。党は、北朝鮮の司令官や参事官の氏名まで具体的にあげた供述調書を「噴飯もの」とする「朝鮮時報」の主張をきびしく批判しました。この事件以後、日本共産党朝鮮労働党との関係は断絶しました。