日本では政治家といえば胡散臭い職業という印象が強くなってしまって残念です。
アルゼンチンのフェルナンデス大統領は女性「無政府資本主義とたたかう」政治家です。
新自由主義と手を切り、自主的な経済発展と国民生活向上をめざすアルゼンチン政府
93パーセントの債権者がこの条件を受けいれています。
しかし、同意しない債権者の債権を二束三文で買い取ったヘッジファンドらは100パーセントの償還を求め、アルゼンチンの国有資産を差し押さえる動きを活発化。
アルゼンチン海軍の訓練用帆船リベルタード号が昨年10月西アフリカのガーナで司法当局により拘束されました。
国連国際海洋法裁判所は昨年12月リベルタードが軍用船であることを根拠に解放すべきとの判決を下し、ガーナ側がこれを受け入れたため、今年1月9日アルゼンチン中部のマルデルプラタ港に帰還しました。
フェルナンデス大統領は約20万人が参加した歓迎集会で演説。
彼らへの支払を拒否するとともに、このたたかいの末に実現したリベルタード号の帰還は「アルゼンチンの主権と民族的尊厳を守る立場を象徴するもの」
「無政府資本主義に対する主権の勝利」
と述べた。(ロイター通信)
世界にはこんな大統領もいるんですね。
※失礼しました。チリとアルゼンチンをごっちゃにしていました。