「反共」って、私の場合はこんな感じ

むかあし、むかあし、小学校の低学年だった私は、トイレの窓枠についた蛹をみつけた

咄嗟に、「うわっキモい」と思い、パニックになって、スライド式の窓枠の真ん中の蛹を窓を開け閉めして潰そうとした

しかし、何度やっても、蛹は無事

その時ハッと我に返った

おそらくその蛹はアゲハ蝶になるはず・・・・そばにはりっぱなみかんの木がある

そのとたん、さっきまでの「キモい」という感情が、申し訳ない感情に転換

あんなにひどいことして、私って残酷

蛹は無事、蝶になれるか心配した

数日したら蛹はカラになっていたので無事蝶になったと思うことにした

前段が長くなりましたが、私にとって「反共」とは、この蛹に抱いた「うわキモい」って感情じゃないかと思っています

私が高学年ならあんなにパニックにはならず、「あっアゲハの蛹めっけ!~」ってなってたと思う

知らないもの、わからないもの、身近でないものに対して引くってことかな

私は最初「共産党」に対していい感じは持っていなかった。いや正直引いた!

真剣に応援するようになったのは、知ることができたからだと思う

志位さんの100周年記念講演は、知っていることが多かったが、その事実のとらえ方が深かった。ああそういうことなのかも・・・・新しい発見があった