小さい頃のトラウマや、お勤めしていた会社で出会った“すごい人々”のことを毎日考えてしまいます。この辛い日々から脱出するためにいろんなことをしてみましたが・・・
どれもいまいち。
最近、恨みを忘れる方法というテーマで動画を検索し、連続で見ていたのです。カウンセラー・精神科医・お坊さん。
この中ですごいっと思ったのは、精神科医とお坊さんの話が同じだったことです。
仏教って理にかなっているんですね。びっくり。
精神科医の話は、怒っているときなどに出る脳内物質はアドレナリン、このアドレナリンは、記憶を強化する、だから思い出さない方がいい。忘れるためにはエンドルフィンを出すといい、エンドルフィンは感謝すると出る。とのこと。お坊さんの話もお父さんの仏前で出来事を報告し、この程度で済んだのはお父さんが守ってくれていたから、お父さんに感謝しよう。というものでした。
辛い出来事を整理するのは感謝でしめくくるのがよさそうです。
私は、早く忘れたいイヤな出来事や、恨めしい人々のことを思い出したくないのに、気が付いたら思い出しています。そこで、事実として、あの出来事、あの人々に出会ってよかったと思うことがあります。
自分に気づけたこということ。
こんなことしてるから・・・・こうなんだ。
誰かが・・というのではなく、自分で原因を作っていた。
この気づきを与えてもらったことに感謝しています。
気づきがない人も世の中にはたくさんいるのに、私は気づいた。
私も以前は気づきのない人でした。その時の苦しさと今を比べたら、原因がわかった今のほうが幸せです。原因がわかれば対処法も色々考えられます。
そう考えると、感謝できそうな気がします。
いいえ!!感謝しましょう。
あのときはありがとう。おかげで今の自分がいます。たった一度しかない人生、どこまで気が付けるか、人によるでしょう。まだまだ気づけないこともたくさんあるでしょう、でもここまでこられた。
ありがとう。