女性は親族とは疎遠だったそうなので、生活保護の扶養照会がやはり、ネックになったのかな。アナウンサーになりたかった彼女。
きっとコミュニケーション能力に自信があったのだろう。
プライドを持って働いていたにちがいない。
生活保護受給は大切なプライバシー、それが親族に知られるとしたら、生活保護の敷居は高すぎることになる。
夜中の2時から6時まで静かに座って休んでいたというから、相当周囲に気を使い、迷惑にならないようにしていたのだろう。誰にも見られないように・・・・。
きっと仕事を探していたに違いない。
でも携帯電話には電源が入らず、所持金8円。
どうやって生活していたのだろう。
スーパーで働いた経験から、廃棄された食品を入手できたのか・・・。
何を思っていたのだろう。
打つ手なしの絶望感。
心を病み、思考は止まっていたのかもしれない。
合掌。