素錦が本性を表す。
天君の前で罪を暴露された素錦
助けてと夜華にすがると、夜華は、自分は皇太子だから、誰の肩も持たないが、もしそれができるなら、そなたの肩を持つ。としれっとウソをつく。
これに、素錦は「ウソだ・・・」と切れる。
夜華は、素錦の本音を引き出すために知略を用いたのだろう。
うーーーん、そうだったのか。
素錦はとっくの昔に、夜華の心を得ることはあきらめていた。だから、夜華が本気で愛した人との仲を引き裂くことで、夜華に復讐していたのか・・・・。
このドラマの中で、もっとも現実に存在するキャラクターは素錦だと思う。
人生を復讐に費やすなんて愚かだが、愚かであることをわかった時点でもやめることができない哀しい人は現実に存在する。
どうしてもイジメやイジワルがやめられない人。
人を支配することで、優位な立場に立たないと、我慢できないひと。
精神的に幼く、どうしても自分に自信が持てないのだろう。
自分を発達させ、人格を高めることでしか得られない自信を得るために必要な努力をする勇気が中々でない状態。
もし勇気が出たら、こんなことをしてる場合じゃない、こんな自分でどうする?こんな自分と決別したいと思えたら幸い、人として次のステージに上がれる。