やっと忙しさから解放されました。急に思い出したタレントの話

やっと忙しさから解放されました。そして、最悪の職場を去って一年たち、だんだん心が落ち着いてきました。疲れすぎて、立ち上がれない状態が収まってくると、小さいころから叩き込まれた聖書のタレントの話を思い出します。

キリスト教って厳しい教えなんです。

タレントの話は知ってる方もいると思いますが、ある大店のだんな様が旅に出かけることになり、大番頭さんを呼んで「商談で旅にでるから留守の間よろしく。あなたには10タレント預けよう」こんどは中番頭さんを呼んで同じように告げ5タレント預ける、次に小番頭さんを呼んで同じように告げ1タレント預けて旅に出た。この時お金をどうせよとはまったく言わない。大番頭さんも中番頭さんもそのお金を元手にして前からしたかった商売を始めた。小番頭さんは、お金をなくしでもしては大変と穴を掘って埋めてしまった。だんな様がかえってきてそれぞれを呼び出しお金をどう使ったか聞くと、大番頭さんは「だんな様のお金を元手に商売をして10タレント儲けました、お預かりした10タレントと利益の10タレント合わせて20タレントをどうぞお受け取り下さい」と差し出すと「さすが勤勉な番頭さんだ預けた10タレントも儲けた10タレントもあなたにあげよう」といった。中番頭さんも同じように預かったお金と利益を差し出したのでだんな様は大番頭さんと同じようにほめ預けたお金も儲けも本人に与えた。穴から掘りだした1タレントを小番頭さんがだんな様に差し出し「だんな様は厳しい方ですから私は、なくしてはいけないと思い大事に保管しておきました」というと「怠け者!それなら銀行にでも預けておけば利子がついたのにそれさえしなかったのか!」としかり飛ばしお金を取り上げて店から追い出してしまいましたとさ・・・・。(適当に言い換えました)

タレントとは才能や能力のことですが、昔はお金の単位だったんですね。

神様からもらった才能や素質は人によって違うけれど、精いっぱい“使え”そして自分なりの幸せを作れ!!!ってことでしょう。

自分の至らなさをウジウジ、グジグジ、嘆いてばかりの時はとっても厳しく聞こえます。これが励ましの言葉に聞こえたら心が快復したってことなのかな。