栗原類さんの本の中で、小学生のころ執拗ないじめを受けたことが紹介されている。
驚いたのは、自分をいじめるこどもがおかしいことに、類さんが気づき心配したこと。
自分は専門医の診断を受け、公的なサポートを受けることができたが、あの子は自覚もなく、周囲のこどもに嫌がられている。と。
健常なこどもは友達をつくりお互い楽しく遊ぶことができるが、発達障害のこどもには無理。自分は楽しくても人は楽しくないことが理解できない。
私は、そんな人たちに囲まれていたことがある。
いっさいのかかわりを避けた。
彼らには自分の気持ちしかわからず、人を困らせ、妨害ばかり、それに気が付いていない。気の毒な人たちだった。
自分しか住んでいない星の住民みたいだった。
さみしいだろうなあ・・・誰にも理解されない。助けてもらっても感謝もできず、人を助けることもできない。ほんの少しの犠牲も払うことができない。
ほんの少しの犠牲で、どんなにか感謝してくれる人がいることも理解できない。
悲しい、寂しい、星の王子様と王女様たちだった。
彼らとの恐怖の日々が、脳裏によみがえるときがある。
早く忘れたい。