自分の気持ちが言語化できなくなるなんて!

時々私に暴言電話をかけてくる人がいます。

以来自宅の固定電話は常にお休みモード(電話がかかってきても鳴らない)。

本当に用事のある人はメッセージを残すのであとで電話します。

暴言電話の人は留守電メッセージが流れている時点で電話を切るのでなにも残りません。

けどなんとなくわかるのです。今電話がかかってきた、切れた。多分あの人。って。

 

以前あの人から、半年に一回くらい用事もないのに電話がありました。

前半は世間話、後半は電車の話でした。

それが3年ほど続いたある日、鈍い私もやっと気づきました、あの人がしたい話って電車の話なのだと。

なんでいつも電車の話なの?電車で何かあったの?と聞くと、やっと本当に話したかったことが聞けました。電車内で心傷つくことを経験していたのです。

一般的な人なら、「ねえ聞いて今日、電車の中でとっても嫌な目にあったの」と話をしてそれで終わるでしょう、でもあの人は何年もかかったのです。

それほどまでに自分の気持ちを言えないなんて!

おそらく相当心傷ついている人なんだろうと思います。

私は今、あの人の電話を受けません。あの人は暴言でストレス発散するという方法にはまっています。

自分はそれでいいのでしょうが、暴言を吐かれる方はたまったものではありません。

専門医を受診してほしいのですが、心療内科には相当な偏見があるようです。

今は、ただもう待つしかないと判断しました。暴言を吐いてスッキリは、周囲から人がいなくなり孤独になる道です。

それがいい方法だとは思えません。それを許すと、悪質なクレーマーになってしまいます。

気の毒な人だと思うのですが、専門家に行ってもらうしかないと思うのです。