苦言より対話、そして聞く

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まるで竜宮城のようなお寺。長崎市崇福寺


枝野氏の呼びかけで15日、志位委員長と枝野幸男代表と会談したそうです。

会談では①閉会中も来年の通常国会でも野党が結束し「桜を見る会」追及の手を緩めないこと。②安倍政権を総辞職に追い込むことに全力をあげること。③早期解散もありえるので準備を急ぐこと。④安倍政権を倒し政権を代え立憲主義を取り戻すこと。の4点が確認されたとのこと。枝野氏はこの4点で連携協力をさらに深めていくとのこと。

今までは、共産党の方から、異例の譲歩で歩み寄り、見返りは民主主義として、野党共闘を進展させてきたが、11/8に田村智子議員の桜を見る会質問を絶賛し、SNSで動画を拡散したのは枝野氏を始め野党の議員達です。ここにきてやっと民主主義の返礼がかえってきたような気がします。

自民圧勝と報道されましたが、自民党の得票は17パーセント。こんなに少ない得票の政権はもはや、正当な内閣とはいえないのではないでしょうか。

会って話をすることはお互いの理解が深まります。言葉以上のものが伝わる。れいわ新選組も含めた野党共闘の進展を進めていってほしいです。

今のところ志位委員長と山本太郎太郎代表の間には信頼関係があるのでそれを最大限生かしてほしい。

写真の崇福寺は長崎在住の華僑が故郷の福建省から彫刻など材料すべてを運んできて建立したそうです。本場中国式のお寺で、長崎市の観光資源にもなっています。華僑は江戸時代から長崎に住んでいますが、自分達の文化に誇りを持ち、長崎で生まれ育ったこども世代も中国語が話せ、日本語とバイリンガルだそうです。違う文化を持つ人々がお互いの文化を尊重し、リクペクトして共棲しお互いに繁栄する。そういうことが、もうすでに何百年も続いています。野党共闘を進展させ、合同政権を作ることは、非現実的なことではなく、実は誰でもやっていることでは?

私は、自民・公明・維新支持者とも、リクペクトして対話を試み、なぜ支持するのか、なにがそうさせているのか率直に聞いてみたいなと思っています。

案外、習慣だからか。とか、野党に投票したことがないから。野党からの投票の働けかけがないから。だとか政策以外の気分的なことかも知れません。もしそうなら、野党支持者からの働きかけが必要なのではないでしょうか。