もしかしたら、人の気持ちが分からない人の気持ちって

人の気持ちが分からない人の気持ちを考えてみた。

人の気持ちがわからない人は、人も自分と同じだと思っていて、わかってもらうには、しゃべりらないといけないと思い込んでいるのかも!?
彼らは執拗に、しゃべりまくったり、その内容について返事を求めてくる。しゃべっている時に聞いている人を見ない。
聞いている人がうんざりしたり、又はじまったと思っていることがわからない。
人の表情や、しぐさを見て態度や顔色から相手の気持ちを推し量ろうとしない。
そういう理解のしかたがあることに気がついていない様子。

たいてい、こういう人は、しだいに人に相手にされなくなるが、相手にされないことを人のせいにして怒る。

自分のどこが悪いというのか、人が真剣にしゃべっているのに無視するとはけしからん!
ってことらしい。

知り合いの一人は、夜電話をかけてきて、いやな思い出をしゃべりまくり、ちょっとでも口を挟むと、暴言を連打してガチャンと電話を切ってしまう。

人の話を聞く気はまったく無い。

次に会っても何食わぬ顔をしている。
最初は驚いたけど、慣れたな。というか、もう私も相手にしなくなったし。

きっとこういう人はひどく孤独なのだろうと思う。孤独だからこそ、しゃべりたい。
あのおしゃべりは孤独の世界からの叫びなのかも
「俺をひとりにするな~~!!!!」

一度しゃべるのをやめて、周囲をじっと観察してみたら、案外なんにも言葉をかわさなくても、行動から相当な情報を受け取ることができるということに気がつくかも知れない。
一緒に人間ウォッチングに出かけて解説してくれる人がいるといいのにね!

孤独がおしゃべりにさせる。でもどんなにおしゃべりしても孤独はなくならない。
孤独から逃れるためには、他者の言葉に耳を傾けたり、他者を観察したりして、自分以外の人の存在を実感するしかないのでは?