2回にわたるNHKスペシャル「ニッポンの家族が非常事態」は見ごたえがあった。
1回目は思春期の脳
2回目は突然夫にキレる妻
思春期の脳が性ホルモンを浴びると、偏桃体と海馬が活性化し脳が恐ろしく敏感になる。
暴走を止める前頭前野は一番最後に成熟する。思春期はブレーキのないスポーツカーと表現されていることが納得できた。そして若者の思春期が現在のホモサピエンスの発達にかかせない役割をはたしているため、私たちの社会は今にいたっていることが明らかにされた。悪いことばかりじゃないんだ。
突然夫にキレる妻は、男女の脳の違いに原因があること。
お互いをいつくしむ愛情ホルモン、オキシトシンを増やすことで、関係改善できることが明らかにされた。
オキシトシンは、お互い向かいあって、手をにぎり語り合う、サプライズのプレゼントや感謝の気持ちの表明など、行動を工夫して増やすことができる。とっても簡単、誰でもできることだった。
つまり「努力しだい」だった。
私は以前人に裏切られ、人間不信に陥った。
相手も悪いが自分も悪いと後悔し、中々前向きになれなかった、又同じことが起こるのが怖かった。
この番組を見て、同じことが起こらないよう努力する方法があることを知って、ホッとした。
そして民主主義もそうかもしれないと思う。
民主主義を守らなくては、努力で。
民主主義を守るにはどんな努力が必要なのか、みんなで話しあって方法を見つけたい。
案外とっても簡単、誰でもできることかもしれない。