マジョリティ・マイノリティ 大事なことは憲法が教えてくれる感想

 この本は1テーマ、2~3ページで完結します。なので、興味あるテーマどこからでも読めます。また、それぞれのテーマで、話に入りやすいような導入話から始まります。森先生の気配りが行き届いています、感謝です。
憲法もあれこれの法の一つ?-「憲法」そもそもを考える-』を読んでの感想です。
 私は初めてマジョリティとマイノリティの違いを知りました。わけても「マイノリティの権利」は誤解していた。
LGBTのように少数派の権利だと誤解していました。
マジョリティは多数派、マイノリティは少数派だと思っていたのです。
森先生によると、マイノリティには、少数派という意味以外にも、「重要でない」とか、「二流の」という意味もあって有名なのが「女性の権利」。確かに!女性は決して少数派ではありません。
でも女性の権利はマイノリティの権利とされています。そういう意味だったのか~。知らなかった。
「マイノリティの権利」とは、政治的・社会的にマイナーとされた人々がマイナーであることを押し返すための権利。とのこと。

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