みんなで行こう アホノミクスの向こう側  浜矩子著

浜矩子(はま のりこ)先生の「みんなで行こうアホノミクスの向こう側」読ませていただきました。ずっと読みたかった本です。
イメージ 1
ずっと自分の中で謎だったことが、解けました。
そうか「取り返したがり病」だったんだ。日本のみならず、中国、ロシア、欧州までも、多分ホロコーストを引き起こした、第二次世界大戦のドイツ・ナチ政権もきっとこの病だったんだ。と納得しました。

夢をもう一度、あのころ私は強かった、世界の覇者だった。
でもこんなノスタルジーに浸っててどうすんだ。
私たちはどんな未来をめざすのだ!
そうそう、そうなんです。私が知りたかったこと。

壊れたホットプレートのような、日本経済。本来均一に熱が伝わるはずのホットプレート。それが壊れて、異常に熱いところと、冷たいところができてしまっている、そんなホットプレートでホットケーキを焼こうものなら、焦げた所と、生の所ができてしまう。こういう風に格差を説明してくださいます。豊さの中の貧困はこんな風に説明できるのですね
こういうイビツな経済は本来の経済ではない。
経済とは、人を幸せにするもの。
競争が悪いとは言わない。しかし、競争が出る幕と、出てはいけない幕がある。
アホノミクスの向こう側にはどうやったらいけるのか?
先生は3ツの出会いが必要と教えてくれました。
1、多様性と包摂性の出会い。
2、正義と平和の出会い。
3、狼と子羊の出会い。
そしてこの3ツが出会う場所は「日本国憲法
3ツの出会いは、難しくて厳しいがゆえに美しい。
この難しくて厳しい出会いの必要性を痛感し、実践する人こそ、アホノミクスの向こう側にゆけるのではないでしょうか。

孔子論語、野球、相撲、落語、聖書
様々なたとえ話でわかりやすく説明してくださいました。
浜先生ありがとうございました。

かもがわ出版/125ページ/1200円+税