イースターの卵の思い出

先日ある方のブログで、きれいに色づけされ、絵が描かれたイースターの卵を拝見しました。
懐かしいと思うと同時に、やっちまったことが思い出されました。

こどもの頃、教会で・・・・。

そのシスターは私のこと、普通のこどもだと思っていたのでしょう。
イースターのゆで卵に「絵を描いて」と言われました。
もちろん、私だけでなくその場にはほかのこどももいました。
実は私、場の空気が読めず、人の気持ちがわからず、素直でなく・・・とってもへんてこりんなこどもでした。もちろん、自分ではそうは思っていませんでしたが・・・。
こんな絵を書いてという注文がなかったので、自分の好きに描いて良いと思い、教会の印刷物によくあるような抽象的なものをイメージして描いたのですが、描いていくうちに前衛芸術のような、わけのわからない絵になってしまいました。

さすがに、ちょっと変かな~ぁとは思ったのですが・・・。

その絵を見たシスターの顔。
「卵を買った人が喜ぶようなかわいい絵をかけよ、こどもらしく!!」
そんな心の声が聞こえてきそうな顔をしていました。

あああああ
しまったーーーーー。

でも性格がひねくれていたので、素直に反省しません。それならそうと最初から、この卵1個△円で売るんだから、よく売れるようにかわいい絵をかいてね。って言ってくれたらいいのに・・・・・。と心 の中で悪態ついていました。
そんなこんなもあって、重要なことは任せてもらえなかったな~
当たり前か。
こどもの頃は、どんなに人に迷惑をかけても、反省せず、自分を正当化する屁理屈ばかり考えていました。

今の与党の政治家を見ていると、こどもの頃の自分を思い出して、恥ずかしくなります。橋下徹さんなんてもーーーーー、あの屁理屈と逆恨み。自分を見せられているようで超恥ずかしい。あの方々を見て、「恥ずかしい」ってどういうことか本当にわかったような気がします。

反省できるようになるって大事なことなんだ。
反省できるようになってやっと大人になるんだ。

反省を自虐だと勘違いしている人もいるみたいですが、反省と自虐は違います。区別できるようにならないとね。
反省は自らの過ちを認め乗り越えステップアップすることで、自虐は居直りでしょうか。