弁護士が作った映画「日本と原発」を見ました。
2時間15分の長い映画でしたが、しっかり見ました。
原発導入時から、福井地裁での勝利までのお話です。
最近、原発推進派に巻き返されていますが・・・。
政府と電力会社の言い分がきっちり説明されていて、今までわからなかった ところが明確になりました。
特に政府の言い分のウソがわかりました。
国民に本当のこと言う気なんかさらさらないんですよ。すべて、自分達がやりやすいようにする。
まだまだあるんですよ。
政府と電力会社は、いっぱいウソついて国民をだましているのですね。
1日目の救助では日が暮れてしまい、一旦救助活動をやめ翌日、再開しようとしたところ、線量が高く、立ち入り禁止になり、予定していた救助ができなくなり、結局一か月遅れてしまった。助けを呼ぶのための車の長いクラクション、まだ息がある人のうめき声が、救助隊員の耳に残り、長い間その話ができなかったこと。
助けられなかったことに、関係者はどれだけ心を痛めているか、悲しみと怒り、・・・が今までよりも理解できました。事故が人の心を含めて収束していない。
人が立ち入れない場所を作り出した。大切は国土を失ったも同然。
それらをすべて、終わったこと、なかったことのように言って、再稼働なんてありえない。
この映画は自主上映でしか見ることができませんが、多くの人に見てもらいたい映画だと思いました。