赤旗日曜版がおもしろい

 最近NHKスペシャル「エネルギーの奔流」12を見たのですが、再生可能エネルギーが紹介されておらず不満を感じました。石油や石炭、ウランは掘り出して燃やして電気にして使ってしまえばなくなってしまいます。でも、太陽光、風力、地熱、バイオマスなど再生可能エネルギーはいくら使ってもなくなりません。有害なガスや放射能を出しませんし、たくさんの再生可能エネルギー発電所を設置すれば、値段も安くなります。できるだけ早く、石油、石炭、ウランなど化石エネルギーから卒業して、再生可能エネルギーに転換するべきなのに・・・・その視点がなく、危機感ばかりをあおっているように感じました。
 今週の赤旗日曜版には再生可能エネルギーを県内にたくさん設置している福島県が紹介されています。カン・サンジュンさんが心の問題をお話しています。夏目漱石の研究をされているそうです。夏目漱石といえば、私の大好きな作家で、全作品を読もうとしました。
 また漫画家ますむらひろし氏の連載、宮沢賢治原作「オツベルと象」が佳境を迎えています。ひどい目にあった象は、月に向かって「もう、さようなら サンタマリア」「ええ、さよならですサンタマリア」とつぶやきます。私はネットで原作を読んだのですが、美しい作品です。絵にするのはむずかしいはずなのに、さすが、ますむらひろし氏だと思いました。宮沢賢治の作品を読むと、誰もが持っている「美しい心」がよびさまされるような感じがします。