消費税は反人間的な税金だ。だから私は反対なのだ。

確かにまだ私には収入があり、消費税増税の痛みは薄い。しかし、年金生活に入ったら
痛みが身にしみることぐらい想像がつく。
一番がまんならいのはこの税金が不公平、不正義、ルール違反なところだ。
 
消費税は不公平だ、お金持ちにやさしく、低所得者にきびしい。
まるで罰みたいだ。
 
こんどの増税も付則に景気回復しないならやらないとあるのに、国会で国会議員みんなで決めた
ルールに違反している。
 
税金の原則「応能負担」支払い能力に応じた負担というルールにもそむいている。
 
かくして負担能力の最も低い人の負担が、もっとも重くなってしまう。
 
これを突き詰めて考えると「命の平等」にそむくのではないだろうか。
 
平等を天敵のように憎む人がいる。
低所得者は、働かないから貧乏なのだ、そういう人を気の毒に思う必要はない。と言い切る人もいる。
果たしてこの言い分は真実だろうか?事実だろうか?
 
私はおかしいと思う。
今のいままで、生きてきて、生きていくために、努力をしない人なんて見たことないからだ。
知的障害の友人がいるが、この人はいつも働きたがっている。
いつも前向きに努力している。この人くらいの努力家を私は見たことがない。
 
そんな人がなぜこんな理不尽な罰を受けなければならないのだろうか。
 
確かに失敗をする人もいる、無茶無謀をやって、事業を潰してしまい反省している人もいる。
しかし、人生に失敗はつきもので、失敗しないとわからないこともある。
人間は矛盾そのもののような存在だ。
 
命は平等、生存は平等。
失敗してもやり直すチャンスくらいはあってもよいのではなかろうか。
 
消費税は反人間的で理不尽な税金だ。だから私は反対なのだ。