消費税増税10パーセントなのに 5パーセントで買える!?

f:id:rojiura2:20191027150730j:plain

しんぶん赤旗より

現金で買う人は10パーセント(8パーセント据え置き以外)

キャッシュレス買い物すると5パーセント~2パーセント還元

事実上の消費税引き下げジャン、期限付きだけど。

でも元々輸出は0パーセントだし。税金が平等じゃない。

法の下の平等はどうなった!?

もしかしたら古代社会の価値観かも・・・

 

前回の続き 白い小さいにわとり について

この話を読んで最初に感じたのが、手伝わなかった、ブタ・イヌ・ネコにはどうしても食べさせたくない気持ちだった。

でもにわとりは食べさせるだろう。だったら、最低でもお金を払ってほしい。

ここでハタと思い当たった。

このお話しは民話。だとしたら相当古い価値観が受け継がれているのでは?

労働とその成果がシェアされることが当たり前の社会だったら、にわとりの問いかけとみんなで一緒にパンを食べることの整合性がでてくる。

どうしても食べさせたくないと感じたのは、私がガッツリ資本主義社会の子どもだから

その価値観でしか物が考えられなかったからかもしれない。

にわとりは当たり前のように、「誰が・・・しますか?」と聞き、相手の答えを尊重する。

今回はにわとりだったけど、にわとりは以前、他の動物のように答え、成果だけ頂いたことがあるのでは?

にわとりの立場には誰でも立てるし、イヤだという選択も誰でもできる。

としたら・・・。労働が自由で、人の労働の成果を平等に分けるのが当たり前の社会だったら。

以前テレビで見たアマゾン奥地の貨幣経済のない集落で、若者が狩ってきた動物を集落全員で平等に分けていた場面を思い出した。

前ページ“小さい白いにわとり”について続き

前ページ“小さい白いにわとり”について続き

 

小学校低学年だった私は、この話を読んで、単にお手伝いをするしないの話ではなく

民主主義社会での参加の問題だと思った。

だからこの問題はすごく難しいと感じた。

白いにわとりは、誰にも相談せずに、自分だけで麦の種をまこうと決め、それからみんなに声をかけた。

みんなで、麦の種をまいて収穫してパンを焼こうと決めたのなら、全員に参加する義務がある。しかし、にわとりはそれをしなかった。

だから参加自由だった。

この話は、ぶたや、いぬや、ねこにとっては寝耳に水。

彼らは麦のたねをまいてパンを焼くことに興味がなければ、断ってもいいのではないか。

しかし、最終段階のパンを食べることは了承した。

やっと参加する気になったのだ。

私は、選挙やオリンピックを思い浮かべてしまった。

 

今も時々思い出す、小学校の授業で読んだお話し

小学校の国語の授業で読んだ印象深いお話しを時々思い出します。以下です。

 

小さい白いにわとり   (ウクライナ民話)

 

小さい白いにわとりが、こむぎのたねをもってきて、みんなにむかっていいました。

だれがたねをまきますか。

ぶたはいやだと言いました。

いぬもいやだと言いました。

ねこもいやだといいました。

小さい白いにわとりは、ひとりでたねをまきました。

 

小さい白いにわとりが、みんなにむかって言いました。

だれがむぎをかりますか。

ぶたはいやだと言いました。

いぬもいやだと言いました。

ねこもいやだといいました。

小さい白いにわとりは、ひとりでむぎをかりました。

 

小さい白いにわとりが、みんなにむかって言いました。

だれがこなにひきますか。

ぶたはいやだと言いました。

いぬもいやだと言いました。

ねこもいやだといいました。

小さい白いにわとりは、ひとりでこなにひきました。

 

小さい白いにわとりが、みんなにむかって言いました。

だれがこなをこねますか。

ぶたはいやだと言いました。

いぬもいやだと言いました。

ねこもいやだといいました。

小さい白いにわとりは、ひとりでこなをこねました。

 

小さい白いにわとりが、みんなにむかって言いました。

だれがパンにやきますか。

ぶたはいやだと言いました。

いぬもいやだと言いました。

ねこもいやだといいました。

小さい白いにわとりは、ひとりでパンをやきました。

小さい白いにわとりが、みんなにむかって言いました。

だれがパンをたべますか。

ぶたはたべると言いました。

いぬもたべると言いました。

ねこもたべるといいました。

びっくりしましたオチがないんです。このあとは、にわとりはどうしたでしょう。

と書かれていました。あなたはどう考えますか。

今の私なら、こう考えました。

にわとりは、みんなで食べたことでしょう。だってにわとりは最初から、いちいちみんなに参加を確認して、相手の答えどうりにしてきました。強制していません。

自由参加だったのです。ただし、次も同じようにするかはわかりません。

この経験を通してにわとりは次の行動を決めるでしょうから。

 

 

 

 

距離をとることを学んだ場所。

たまたま、昔毎日通勤していた思い出の場所を通りがかった

そして、思い出したのは

難儀したトゲバラさんとの日々

ゲバラさんにはワタシの気持ちがわからない

そう・・かの人は人の気持ちがわからない人

人は自分と同じ気持ちと思っている

ゲバラさんには悪意はない

でも、当然のように頼ってくる

ゲバラさんにとっては、周囲は全部ヘルパーみたいなもの

人との距離の取り方が分からなかったワタシは、まともに相手にしてしまい

その結果感情が爆発した

思えば、ワタシ以外の人はそれがわかっていたのだろう、絶妙な距離を置いていた 

分からなかったの“ワタシ”だけだったんだ~

どうしたらいいか分からなかったツライ日々

やっと 世の中には離れなければならない人が存在することが理解できた

ゲバラさん、ワタシもあなたと同じで、人の気持ちがわからないの

だからワタシにはあなたのヘルパーはできなかったんだよ

お互いに精神的に自立しようね、大人になろうね

ワタシにも悪意はなかった

もう過去とはいえ、思い出すと苦い思いがこみ上げてきた